「レバレッジなしのFXなら安全に取引できそう!」と思ったんだけど稼げるのかな?
結論、低リスク・低リターンでコツコツ取引したい人にはおすすめできるぞ!
この記事を見ているあなたも、強制ロスカットに不安を感じており、レバレッジなしでのFXなら安全に取引できると思っているのでは。
確かに、FXには「強制ロスカット」があるため、高いレバレッジ取引をすると最悪資金をすべて失うリスクがある。
結論から言うと、レバレッジなしのFXでは利益率が低いことがデメリットだが、コツコツ安定した運用をしたい人にはぴったりだろう。
そのためこの記事では、レバレッジなしのFXで稼ぐ5つのコツや、有利なトレード方法について徹底的に解説。
また、度々比較されるレバレッジなしのFXと外貨預金との違いについても詳しく解説している。
最後まで読めば、本当にレバレッジなしのFXで稼げる見込みがあるのか、具体的なトレード手法まで知ることができるだろう。
この記事では「レバレッジなし」の取引にしか出来ない攻めたトレード手法も公開してますよ!
- レバレッジなしのFXは強制ロスカットのリスクが無いため、価格変動の大きい通貨の取引が可能。
- 更に、レバレッジなしでの取引の場合、利幅が小さいので長期トレードになる傾向もある。
- そのため、高金利通貨かつ価格変動の大きい「新興国通貨」の取引が最もオススメできるだろう。
- 高金利通貨を取引するのなら、スワップポイントの水準が高い「LIGHT FX」で取引するのが有利だ。
1. FXをレバレッジなしで取引をする2つのメリット
- ロスカットが少ないためリスクが低い
- 動く金額が小さいため損失のリスクも低い
レバレッジなしでFXをするメリットは、とにかくリスクが低いことだ。
特に、少額でもコツコツ安全に利益を狙いたい方は「レバレッジなしでFX」をする。
レバレッジなしのFXが、どのような理由でローリスクなのか具体的に解説する。
- ローリスク・ローリターンで運用したい人
- 長期トレードで着実に資産を増やしたい人
- 強制ロスカットで絶対に資金を溶かしたくない人
1-1. 強制ロスカットが発生しない
FXで最も怖いものは「強制ロスカット」によって資金をすべて失うことだ。
ロスカットとは、レバレッジ取引で一定比率の損失が発生した場合に、強制的にポジションが決済される仕組み。
レバレッジが高いほど、変動で発生する利益・損失の額が大きくなる。
したがって、少しのマイナスでロスカットされてしまう確率が高まってしまう。
しかし、レバレッジなしでのトレードならロスカットされる心配が無いのだ。
レバレッジなしということは、保有できるポジションの最大金額が証拠金(口座にある資金)と同額まで。
つまり、レバレッジなしのFXでは、
「取引している通貨の価値がゼロになる」「取引手数料が口座の金額を超える」
など、現実にありえない条件が発生しない限り強制ロスカットの心配は無い。
つまり事実上レバレッジなしのFXはロスカットされることがない。
したがってロスカットがないレバレッジなしのFXトレードはローリスクなのだ。
ネット上では「強制ロスカットで-200万の借金」みたい怖い話もあるが、レバレッジなしのFXなら心配は無用じゃ!
1-2. 価格変動での損失幅が小さい
レバレッジなしのFXでは、損失のリスクが低いこともメリットだ。
例えば、レバレッジ2倍で取引する場合、レバレッジなしの取引に比べ利益・損失が2倍発生することになる。
そのため、レバレッジありの取引では、利益が大きくなる反面で損失も同様に大きく発生するリスクがある。
一方、レバレッジなしの取引では大きな利益が狙えない反面で、損失リスクが低い。
そのため、ローリスク・ローリターンでコツコツ稼ぎたい人には、レバレッジなしのFXではがオススメできるだろう。
例えば、10万円の資金で保有できる限度額まで保有し、価格が2円下落した場合どうなるのか計算してみる。
(場面1)
1ドル=100円時に、10万円分のドルを購入した。(資産:10万円)
(場面2)
その後、ドルの価格が1ドル=98円に下落し、-2000円の損失が発生。(資産:9万8000円)
(場面1)
1ドル=100円時に、10万円の資金×レバレッジ10倍で100万円分のドルを注文した。(資産=10万円)
(場面2)
その後、ドルの価格が1ドル=98円に下落し、-2万円分の含み損が出た。(資産:8万円)
つまり、レバレッジ無しということは、価格の変動による含み損が少なくなる。
また含み損が資産を超えることはありえないため、ロスカットされてしまう心配もないのだ。
つまりレバレッジが高くなるほど、利益だけでなく「損失」も大きく発生するわけじゃ!
2. レバレッジなしのFXで稼ぐ5つのコツ
レバレッジなしでのFXはローリターンというデメリットがあるため、稼げないと思っている方も多いだろう…
しかし、レバレッジなしのトレードでも5つのコツを押さえておけば稼ぐことは可能。
レバレッジなしの取引でも効率よく利益を確保できるように、5つのコツについて詳しく理解しておこう。
- レバレッジなしで取引する場合、強制ロスカットのリスクがないため、ある程度価格変動の大きい通貨の取引が可能。
- 更に、レバレッジなしでの取引の場合、利幅が小さいので長期トレードになる傾向もある。
- そのため、高金利通貨かつ価格変動の大きい「新興国通貨」の取引が最もオススメできるだろう。
- 高金利通貨を取引するのなら、スワップポイントの水準が高い「LIGHT FX」で取引するのが有利だ。
金利の高い新興国通貨なら3つの通貨がオススメじゃ!
- トルコリラ
- 南アフリカランド
- メキシコペソ
2-1. 高金利通貨でスワップポイントを狙う
FXにはスワップポイントと呼ばれるものがあり、取引する通貨を保有する日数に応じて、金利が貰える仕組みがある。
例えば、
- トルコリラ/円
- メキシコペソ/円
- 南アフリカランド/円
のような高金利通貨と円の通貨ペアを取引する場合、
金利差によって1万通貨の取引で1日あたり、数十円〜数百円の金利が稼げる。
レバレッジなしの取引の場合、利益率が低いためポジションを長期保有する傾向にあるため、
高金利通貨の取引であれば、長期トレードでも効率よく利益を出すことができるだろう。
ただし新興国通貨の場合、金利は高いが価格変動も激しいので、安定的にスワップで稼ぎたい人は、
「豪ドル/円」「NZドル/円」「ポンド/円」のような高金利かつ先進国通貨もオススメだ。
米ドル/円 | 豪ドル/円 | 南アランド/円 | トルコリラ/円 | メキシコペソ/円 | |
LIGHT FX | 60円 | 3円 | 30円 | 129円 | 25.6円 |
みんなのFX | 60円 | 3円 | 18.3円 | 129円 | 16.4円 |
SBIFXトレード | 10円 | 2円 | 5円 | 39円 | 4円 |
YJFX! | 12円 | 0円 | 15円 | 108円 | 12円 |
ヒロセ通商 (LIONFX) |
2円 | 3円 | 7円 | 47円 | 7円 |
GMOクリック証券 | 12円 | 3円 | 15円 | 108円 | 16円 |
外為どっとコム | 12円 | 0円 | 15円 | 108円 | 24円 |
FXプライムbyGMO | 3円 | 0円 | 6円 | 40円 | 5円 |
DMMFX | 11円 | 2円 | 5円 | – | – |
「レバレッジなし」の取引では強制ロスカットがないので、新興国通貨である程度攻めた取引をしてもいいと思うぞ!
2-2. 損切りナシで取引する
通常、レバレッジありの取引では、一定の損失が出た場合には強制ロスカットにより口座資金をすべて失ってしまうリスクがある。
そのため、レバレッジありの取引では、資金を守るためには損切りが重要になる。
その一方、レバレッジなしの取引では強制ロスカットが発生しないため、損切りせずに取引することが可能。
損切りをせずに取引できるとなると、万が一相場が大きく動き、含み損が発生した場合でも決済せずにポジション持ち続けることで、
相場が回復するまで損失を確定させずに耐えることができる。
そのためレバレッジなしFXでポジションを保有する場合は、利益が出るまで保有し続けるとよいだろう。
損切りナシでも安全に取引できるのは「レバレッジなし」での取引くらいじゃ!
2-3. 複利運用を心がける
FXを利用した資産運用は複利が基本だ。
ポジションを保有し売却、売却によって得た利益を元金に追加する。
そして更に大きなポジションを保有し売却する、この繰り返しでどんどん資産を増やせる。
複利で資産を増やせるようにするためにも、着実に含み益が出るように運用しよう。
ただし、複利運用を繰り返すと次第に損失も大きくなる可能性があるため、必ずFXでの資金は生活費と分けた余剰資金で行うようにしよう。
2-4. 状況に応じて通貨を変更する
FXのポジションは好きな時に売買できるため、戦略に応じた迅速な取引方法の変更が可能だ。
例えば最初は確実に増やすために、米ドル/円を保有する。
その後米ドル/円の売買で確保した利益をスワップ金利の高い通貨へ投じる。
そうすることで元金は確保した状態で、少しリスキーな取引ができる。
仮に利益が飼う補できれば元手を増やす事ができる上、失敗しても元金を減らす心配はない。
したがって通貨の売買をその場でできるFXでは、通貨の切り替えが大きなポイントとなるのだ。
2-5. 取引コストが低い業者を選ぶ
レバレッジなしFXは利益が少なく損失も少ない。
したがって利益を減らす要因となる取引コストは少ないほうが良い。
そのためレバレッジFXをする場合は、取引コストが低い業者を選ぶとよいだろう。
LIGHE FXはスプレッドの狭さも業界最高水準じゃぞ!
3. レバレッジなしのFXで取引する2つのデメリット
- 大きなリターンは狙えない
- 多額の資金が必要
レバレッジなしのFXはリスクが低いことがメリットだが、その反面でリターンが低いことがデメリットになる。
また、レバレッジなしの場合、FX業者の定める最低取引単位を把握して置かなければ多額の資金が必要になることもデメリットだ。
レバレッジなしでFXを始めようとしている方は、2つのデメリットを理解しておこう。
3-1. 大きなリターンは狙えない
FXのレバレッジなしでの取引は、強制ロスカットや短時間で大損をするリスクが低い点がメリットだ。
しかし裏を返すと、価格の上下による損益の幅が少なく、利益も少ない点がデメリットにもなってしまう。
そのため、大金を一気に稼ぎたいと考えている人にはレバレッジなしFXは向かないだろう。
しかし、高いレバレッジでハイリターンを狙うことは、同時に資金を大きく失う可能性もあるため非常に危険。
そのため、初心者の場合はレバレッジは5倍以内に抑えて取引することをオススメする。
3-2. 多額の資金が必要
レバレッジなしのFXは、レバレッジありのFXに比べて必要資金が多くなる。
例えば、米ドル/円の取引(1ドル=100円)の場合、最低取引単位が1万通貨の業者では、『1ドル=100円×10,000通貨=100万円』の資金が必要になる。
同じ条件で、レバレッジ10倍で取引していた場合、必要資金は10分の1になるため、10万円から取引できることになる。
そのため、FX業者の定める最低取引単位によるが、レバレッジなしの場合、取引資金が多く必要になる。
特に初心者の場合は、最低取引単位が1000通貨に定められている業者を使うことがオススメだ。
レバレッジなしで取引する場合は、1000通貨から取引できる「LIGHT FX」業者がおすすめじゃ!
4.【外貨預金 vs FX】レバレッジなしのFXをオススメする7つの理由
レバレッジなしのFXは、度々「外貨預金」と比較されるは。
この記事を読んでいるあなたも、「レバレッジなしのFXなら外貨預金と変わらないんじゃない?」と思っているのでは。
結論から言うと、外貨預金よりもレバレッジなしのFXのほうが圧倒的にオススメできる。
外貨預金・FXどちらを始めようか悩んでいる方は、詳しく読むと結論を導き出せるだろう。
4-1. 空売りで選択肢を増やせる
外貨預金は外貨を購入するか、既に購入した外貨を売却する以外に取引方法がない。
したがって利益を得られるのは、外貨の価格が上がったときだけだ、
一方でFXにおける取引では、実際に外貨を購入せずにポジションを保有する空売りが可能だ。
そのため相場や価格の上昇時だけでなく、下落相場でも利益を上げることができる。
つまり外貨預金よりもFXのほうが稼ぐための選択肢が増えるのだ。
4-2. 取引コストが外貨預金より少ない
外貨預金では外貨の購入時と売却時の計2回、取引手数料がかかる。
また外貨預金の取引手数料は銀行によって異なるが、米ドル円なら1ドルあたり約5銭~1円が相場だ。
それに対してFXでは取引手数料ではなく、スプレッドと呼ばれるコストがポジション保有に必要だ。
ただしスプレッドは外貨預金の手数料よりも低コストである。
スプレッドは業者によって異なるが、米ドル円なら低いところでは0.2pips、高くても1.0pipsがスプレッド幅となる。
1ドル110円の時に100ドル分のポジションを保有する。
またこの時のスプレッドは0.2pipsとする。
100ドル=11000円
スプレッド=0.02×100=2円
合計コスト=11002円
1ドル110円の時に100ドル分の外貨を購入する。
この時の取引手数料は1ドルあたりとする。
100ドル=11000円
取引手数料=0.05×100=5円
合計コスト=11005円
この取引コストは保有する通貨量が多いほど高くなる。
そのため資金がある人ほどコストの差による損失が大きくなってしまうのだ。
したがってレバレッジなしのFXは外貨預金よりも低コストで取引可能で、より利益を大きく確保することが可能だ。
4-3. 指値注文でトレードの幅が広がる
外貨預金は自身のタイミングで購入と売却をしなくてはならない。
つまり一定の価格になった瞬間に外貨を購入したり売却したりすることが不可能だ。
しかしFXでは指値注文が可能だ。
例えば110円で空売りして、107円で決済するように設定しておくことも可能だ。
これがもし外貨預金ならば決済時に107円でないといけないため、107円で決済できる期間を逃せば利益を取り逃してしまう。
しかしFXでは予め決済ポイントを設定しておくことが可能だ。
したがって予め売買する価格を設定しておくことで、確実な損益の管理が可能となる。
4-4. ポジション保有の満期が存在しない
外貨預金には預金可能な期間が存在する。
そのため安い状態で購入し高く売ろうと思っていても、保有期間中に購入時よりも価値が下がっていれば損は免れないのだ。
しかしFXではポジションの保有期間が存在しない。
例えば1ドル100円で購入する。
その後数カ月間1ドル100円未満であったとしても、FXなら更に一年、二年と含み益が出る価格まで保有し続けられる。
そのため利益が出るまで保有して、含み益が出た時に売却するということが可能だ。
4-5. スワップポイントを利用して稼げる
FXにはスワップポイントと呼ばれる金利が存在する。
このスワップポイントは通貨ごとに割り当てられており、相場が不安定な通貨ほど高く設定されている。
資産が多い人ではこのスワップポイントのみで生活している人もいる。
したがって資産がある場合は、スワップポイントを狙ってポジションを保有する稼ぎ方もできる。
4-6. 保有通貨を柔軟に変更して戦略を変更可能
外貨預金は通貨の購入、そして売却手続きが必要だ。
しかしFXでは購入手続きや売却手続きが不要になる。
ボタン一つで購入と売却を好きなときにすることができる。
そのため自身の投資戦略や資産状況を考慮して保有通貨をコロコロ変えることができる。
4-7. 信託保全のおかげで資金がしっかりと守られている
外貨預金は銀行を介した取引のため、銀行が潰れてしまうとお金は戻ってこなくなる。
しかしFXの場合では多くの業者が信託保全制度をとっている。
信託保全制度とは万が一のときのために、FX業者の保有している資産とは別に銀行にも資産が託されている。
そのためFX業者と信託先の銀行が同時に破綻しない限り、お金が戻ってこなくなることはない。
5.【外貨預金には無い】FXで取引する3つの注意点!
レバレッジなしFXは外貨預金に比べて多くの点で優れていることは事実。
しかし、レバレッジなしのFXでも気をつけなくてはならない注意点が3つある。
レバレッジなしのFXを始めようと思った人は、以下の注意点に目を通して理解しておこう。
5-1. 自分で確定申告する必要がある
外貨預金は外貨の取引の際に税金が課せられている。
そのため外貨預金で得た利益からは税金分が自動的に差し引かれている。
しかしFXでは取引に税金が課せられていないため、獲得した利益は所得税として申告しなくてはならない。
また確定申告で所得税を申告しなければ罰則を受けるため注意が必要だ。
- 給与所得者(会社員など)は年間利益が38万円以上
- 非給与所得者(専業主婦、学生など)は年間利益が20万円以上
FXで確定申告が必要な人は、給与所得者・非給与所得者によって違いがあり、上記2つの金額に当てはまる人は確定申告が必要だ。
5-2. 新規口座の開設が必要
外貨預金は既に開設されている銀行口座で取引可能だ。
しかしFXは新たに口座を開設しなくてはならない。
また、口座の開設には送金や本人確認などの手続きが必要となる。
5-3. スワップポイントで損をする可能性がある
FXにはスワップポイントと呼ばれる金利があるが、業者のサヤ取りのためにマイナス金利に転じることがある。
そのためポジションによって得られる損益がトントンの状態であっても、マイナス金利のために結果として損を被る可能性がある。
したがってスワップポイントがマイナスになっていないかどうかを、取引する前に確認しよう。
まとめ|レバレッジなしのFXはコツコツ稼ぎたい人向け
- レバレッジなしで取引する場合、強制ロスカットのリスクがないため、ある程度価格変動の大きい通貨の取引が可能。
- 更に、レバレッジなしでの取引の場合、利幅が小さいので長期トレードになる傾向もある。
- そのため、高金利通貨かつ価格変動の大きい「新興国通貨」の取引が最もオススメできるだろう。
- 高金利通貨を取引するのなら、スワップポイントの水準が高い「LIGHT FX」で取引するのが有利だ。
ローリスクでコツコツ稼ぎたい人はレバレッジなし、それ以外ならレバレッジありでFXトレードを行おう。
取引を始める際には、6つの点に注意。
この記事を最後まで読んだあなたが、FXでレバレッジなしでの取引のメリット・デメリットについて知り、
自分にあった取引方法を見つけることができれば幸いだ。